先日、大学受験を目指している方から質問がありましたので、せっかくの機会なので持論を述べさせてもらおうと思います。
少しずれていたらすみません。
そもそも…と堅苦しい所から入りますが、どうして受験なんてあるのでしょう?本当に実力を試すだけのため??と理屈からじゃないと中々行動に移せない私が受験生時代に考えていたことがあります。
自分の中の答えは「社会に出るための1次関門」でした。大学に行く事がゴールじゃなく、本当に大事なのはその後。今になって思うのが結構当たっていたんじゃないかな?と。
まず、社会に出れば結果が求められます。
大学入試も一緒で大学入学のために合格という結果を出すことが大事。じゃあ結果を出すために何をすればいいのか??ということになりますので、少しまとめてみます。
合格のために何をしたらいいの?
- 目標を決める(短期・中期・長期)
- 現実的な計画を立てる
- 実行する
- 目標や計画が実際にやったことが合っているか、現実と擦り合わせていく
- 再び2.へ繰り返し
長期目標は、当然大学に合格すること。中期目標だと模試の時期を目安にすると分かり易い。具体的には第1回目の模試での判定を数学はC以上英語はB以上にするなどで、短期だと1か月の間にこの問題集全部やる!など。短期目標を続けて行う事で中期目標が達成でき、繰り返すことで最終目標に到達できるようにします。
少し例え話をしてみます。短期目標に漢字ドリルを全部やる事をあげて実行できたとしても、中期目標の模試でそんなに沢山の漢字の問題は出ませんよね。無駄な努力になってしまいます。極端ではありましたが、具体的な目標に合わせた計画を立てる事が大切だと分かる一例になるかと思います。
大切なのは、時期を明確にした具体的な目標を立てる事とそれを実行するための現実的な計画を立てる事。達成できたかどうか、分かり易い目標を置くと尚良しです。
私自身は一度失敗していますが、これに気付いたことが社会に出て役に立っているな、と実感する場面が何度もありました。具体例は職業晒すのに抵抗があるので秘密です。企画・発案とかの場合は「遊び」部分も必要だとは思いますが、例外という事で。
それを更に効果的に行うにはどうすれば良いのか?
- 自分の得意分野は何で苦手分野は何か?を知る
- 点数を伸ばすにはどこを攻めていけばいいのか?を考えてみる
- 行きたい大学の傾向を知って対策を練る
最後の部分は学校の先生や予備校の先生が詳しいので、なるべく聞いたほうが良いです。過去問をやってみるのも良し。その上で問題集を探してみるのも良いと思います。パッと思いつく限りを書き出しただけなので、他にも色々試行錯誤しながらやってみて下さい。
あれ?これじゃあ、単なる受験対策??
ということになりますが・・・
個人的に日本史に限らず歴史の勉強は現状を把握するため、あるいは判断基準の一つにするための知識だと考えています。そこまで身につけるには相当やり込まなきゃダメでしょうが。
ですが、受験は『結果』を残すために行うものなので、日本史はあくまで武器の一つとして割り切ってやった方が良いと考えます。
その上で、必要なら自分が覚えやすいやり方でやっていくのが一番です。歴史には流れがあるので、その流れを教科書でも、なんだったら漫画でも良いから何となく掴んでおく。それから歴史の勉強を始めると覚えやすいとはよく聞きます。
が、学校によっては流れじゃなく用語を覚えた方が良い場合なんかもあるようですので、ケースバイケースみたいですね。
まとめ
結果を意識してそれに合わせた目標を自分で立てて反省・改善する。受験は『結果』を出すために頑張る貴重な場ですから、真剣に取り組んだら何かしら得るものがあると思います。
歴史を扱うサイトなのに、全く歴史について話してないので少しそれっぽいことを。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」です。受験勉強もコレが基本なんだろうと思います。受験生の皆様には影ながら応援させていただきますので、頑張ってください。