
私たちは、ブログを運営するくらい歴史全般が大好きなので、学生時代を通じて歴史の勉強に苦痛は感じていませんでした。そんな歴史好きだからこそ、このように歴史を覚えたらよいと持論があるので少しでも参考になればと思います。
学生である以上、歴史が苦手で嫌いでも勉強をしなくてはいけません。今日は、そんな人も含め、どうすれば歴史の成績が良くなり、覚えやすいかを紹介してみたいと思います。
歴史が苦手な人のための勉強法
一般的に歴史全般で言われているのが…
- 大まかな流れを知る
- 興味を持つ
- 重要性を認識する
ありきたりですが、これが重要だと思っています。
これらを解説していくと…
歴史の大まかな流れを知る
縄文時代→弥生時代→…江戸時代→明治時代…と言った一連の歴史の流れを最低限つかんでいなければなりません。一番良いのは、教科書を一度読んでみるのが良いのですが、ただでさえ嫌いな歴史の教科書を読むのは、とても敷居が高いと思います。
そこで、おススメなのは小学生向けの歴史漫画シリーズです。
時代によって主人公が変わるものもあれば、歴史を旅する子供が主人公のものもあります。主人公が決まっている方が読み物としては入り込みやすい気もしますが、実際に手を取ってみて自分たちで取捨択一して見てください。
このシリーズは図書館に必ず置いてると思いますので、借りて読んでみてください。題材が歴史とはいえ、漫画の本ですから教科書よりかなり読みやすく、敷居が低いと思います。
一連の時代の流れをつかむには文字より映像で見たほうが覚えやすいです。読み終わった頃には、どの時代にどんな人物が活躍したかくらいは覚えることができますよ。
歴史に興味を持つ
嫌いなものは嫌いかもしれませんが、もしかしたらアプローチの方法を変えたら好きになるかもしれません。歴史に興味を持つには、やっぱり小説・漫画・ゲームなどの娯楽作品を見たり体験する事です。大河ドラマで好きな俳優さんが出ているから観てみるのもよいと思います。
わたしが歴史を好きになったのは、小学生の時にやった歴史シュミレーションゲームが原点です。そのおかげか、そのゲームの時代がテスト範囲だった時は特に何もせずとも点数が採れていたので、やっぱり効果は大きかったんだろうと思います。
直接その時代の内容を扱っていなくても、軍艦物のゲームであれば、「その軍艦が作られた背景」、「なぜ必要になったのか?」さらに時代を遡って「どうして軍拡が必要な情勢になったのか」など視野を広げていくことで、その時代に何があったのかを理解しやすくなります。
逆に、その時代の勉強を授業でやった時に、「これがこう繋がるんだ」と腑に落ちる場面も出てきます。そんな風に覚えると記憶に残りやすいものです。
重要性を認識する
普段の生活の中…例えばニュースなんか(特に世界情勢のニュースとか)は、その背景を考えると割と直ぐに歴史にぶち当たります。現状を知るには過去の積み重ねを知る必要が出てきます。
社会人に出ると時事の重要性が出てきます。
実を言うと、私が大人になってから再び歴史に興味を持ったのは時事が気になり始めたから。その時事が必要だと感じたのは、今後の予測をするための一つの目安にするため。いずれ資産運用もしたいから今のうちに少しでも武器を作っておきたいな、経済の勉強に+αしたいところが理由です。
世の中の出来事は、全て過去の積み重ねで起きており、特に近代史を学んでいくと現在の出来事と繋がったりします。世界史の話になりますが、植民地時代に作られた企業が現代のインフラに関わっていたり、その企業が違う国に売り払われていたりと意外にも現代のお金の動きとも関わっています。
最後に…
歴史を「今後の予測」で考えると、世界史ならばイギリス産業革命前後、日本史ならば明治維新後…でも十分とは思いましたが、元々好きな事もあって折角だから最初からやってやろうじゃないかと思いブログをつくりました。
他にも就職先によっては時事問題が出されたりすることもあります。そんな時、背景を知っているのと知らないのとでは差が出てくるでしょう。学校の成績やテストももちろん大事ですが、長い先を見据えて取り組むことが出来れば、また違った結果になるかもしれません。
勉強を始める前に、まず「どうして勉強することが必要なのか?」という点を自分なりに考えてみるだけで、歴史だけでなく勉強への取り組み方も変わるのではないかと思いますので、ちょっと意識してみると良いかもしれません。
※2021年6月7日 更新